2021/11/11
|
|
炉開き |
|
新型コロナ感染者がぐっと減り緊急事態宣言解除となったので、正午の茶事で炉開きをすることにしました。4日は4人のお客様と亭主の合計5人で行いました。亭主は茶名をいただいたばかりのお弟子さんにお願いしました。初心者の方が対象だったので、蹲を使って席入りした後、初炭、懐石、中立ち、薄茶で終わりとしました。 待合は藤原定家の歌を井口海仙が書いた色紙です。苫屋がなんとも寂しげですね。 待合は椅子にしました。たばこ盆にはキセルものせましたが、火入れの炭は? 懐石は四つ椀を使い、煮物椀、焼き物、強肴等など本格的にしました。千鳥の杯だけは省略。 お菓子をいただいて中立ちです。 お菓子は茶の子のいのこもちです。 中立ち後の席入り、拝見の様子です 後座では濃茶は省略し、薄茶の一服目はもちろん亭主。 二服目は皆さんで点てて終わりました。まずは亭主から お客様も一服点てました。 最終日の7日はお客様が3人、亭主は私がしました。 濃茶は各服点、続き薄茶で終わりました。 信楽焼の茶入れはお茶が掬いずらく、回し出しも四角柱の形からは思うように出せず、薄茶仕立ての濃茶になってしまいました。たっぷりと濃茶を入れておくべきでした。茶事だからと普段使わない道具を用意するのはいいのだけれど、予行練習は必要ですね。仕覆の布地は野田金襴、よく見ると金糸の花の刺繍は隣り合ってる模様が上下逆になってます。茶碗や茶入れのみならず仕覆の布地も見所ですね。 |
|